眠れない夜に。

関ジャニ∞(の白い人)に恋をした盲目拗らせオタクのひとりごと。兼ジャニオタの家計簿代わりブログ。

上を下へのジレッタ 2回目を終えて

さて、そろそろ第二幕のネタバレ感想メモを書きましょうか。


第一幕の感想はこちら(上を下へのジレッタ 初日を終えて - 眠れない夜に。


初日との相違点なんかは、また別で書きたいな~
でも2回目に見て気付けたところなんかは追記してく方が分かりやすいよな~~


ジレッタの世界観は本当にすごくって、
衣装とかも凝ってるし、ほんとに私の語彙力じゃ表現しきれないんだよなあ。


↓ここからネタバレ↓




!!!ネタバレ!!!

第二幕
音楽と共に幕が上がる。(M13)
開幕のベルが鳴るのも好きだけど、自然と吸い込まれるように始まるのはジレッタを本当に味わってる気分になれて好き。
さて、万博の開幕、ほんとに万博感のある音楽なんだよなあ。
(ジレッタ館の変なデザインなんなんだろうと思ってたらトイレ館を建設中だったのを急遽変更したからなんだと)

”リアルの国からこんにちは”がとてもよい。振りがかわいいし、ほんとに万博の入り口で流れてそうな曲調。
勝手に懐かしい気分になるような。
この曲のなかの、”ヘッドホンで誰もがトリップ”の時のフリが可愛すぎるんだ。ほんとに。
耳に手をあてて(ヘッドホンの形)屈伸→ゆびくるくる。なんてこった。
あと”そこがポイントさ”なにあの顔…ドル誌かよ…ってなる…←
このシーンの門前はにこにこしながら歌って踊って、
ジレッタを終えて帰るお客さんにもありがとうございましたとぺこぺこ。
有木社長のことも持ち上げて、ごますって、門前ってこういうこと出来るんだ…ってなる。
あと小百合チエの顔のことでもめてるときも、我関せずじゃなくって間でまあまあってやるの。
こういうとこが、リエに言わせれば”まるで別人”なんだよね。
”ここらで一発エロい妄想でもいれますか!”
って山辺が言い始めると、有木社長のアドリブ天国。(ほんと日によってノリが違うみたい)
ここのアドリブにみんな素で笑っちゃったり、
つっこむときはちょっと横山さんが現れちゃうのがなんともかわいい。

客席の笑いもまだ収まってない中、
そこに入ってくるリエが真顔で一切笑わないのがほんとにすごい。さすが女優さん。
結局小百合チエを切らなかった門前にリエは怒っているのかな、
ずいぶん丸くなった門前に嫌みを投げつける。
”次にすれ違った時気づけるかしら。”
一気に空気が凍りつく感じがして、舞台の雰囲気ってこういうものか、と。

さて、竹中社長たちが山辺(ジレッタ)を手に入れるために、
晴海なぎさ(小百合チエ)と再契約しようと企む。
ギャラ配分7:3に喜ぶ小百合チエのお辞儀の仕方がぴょこぴょこでかわいい。
小百合チエを利用としているのを聞いていた山辺と門前。
怒ってかけよろうとして、門前に手を引っ張られて180度回る山辺もかわいい。
さて、門前にのせられて、竹中社長に”怒りのジレッタ”を見せることに。

”見るというより味わうもの”なジレッタ。
竹中社長と秘書のなんとかさんを招待して、特別なジレッタを。
ここの門前も嘘がうまくなってて、最初のお世辞とか言いませんよって雰囲気ゼロ。
竹中社長たちに見せるジレッタがとても楽しいんです。(M14
めちゃくちゃブラックジョーク。これはテレビで流せないやつ。
まず、出だしの”I was an idol!”部分がすんごい好き。
なんだろ、なんてったってアイドル感。あとバレンタインキッス的な雰囲気かな。←
歌詞の攻めっぷりと衣装と曲調のキラキラアイドル感のみすまっちがとてもよい。
”ガラガラだけどSmile for you. ガラガラだけど~”もすごい好き。
育子(竹中社長)が歌い出すのもいいよね。
この間の周りのダンスがやる気ないのとかもほんと作り込まれてるって感じする。
時折投げ込まれる”歌って”とかの怒りが出てる歌い方とか、
しょこたんの伸びる声ではいる”よく言うわ~”とか、ほんとに完成された好きな曲。
そんな中で、突然、抹殺やらスキャンダル。振りも攻めてる。ほんといい。
謝罪会見のセットの上から、首吊りの縄が降りてくる。
こんなブラックジョークあっていいの、日本で!たまんない大好き!ってなる曲。

まあこんなジレッタのせいで育子は気が狂ってしまったので、
山辺は竹中プロから告訴されます。
証言台持って出てくる門前がかわいい。
山辺は反省ゼロなので好きな子と一発やる妄想をする話なんかして当然有罪かと思いきや、無罪。
裁判所を出ると見ず知らずの女たちが祝ってくれる。
この曲も好きだなー。
”なんで急にモテてんだ ふー”がかわいすぎる門前。
え、門前そんなことするの!?ってなるやつ。
”勝ち戦一方的な試合運び勝負にならない”の部分のフレーズの区切り方も耳に残りやすくて好き。
小百合チエの元の顔に対して強気だった女たちの元に、
小百合チエ(美人)がやってきて、女たちは逃げて変えるんだけど
そこの声質の変わり方(歌い順)とかもいいなあって感じ。
山辺がなんで無罪になったかと言うと、それは有木社長が頼んだ総理のおかげ。
総理は敵対勢力にジレッタが渡るのを防ぐため、先手を打って山辺を取り込もうとする。
そこで総理にジレッタを見せることに…

政治家が喜ぶものといったらあれだろ
ってことで総理向けのジレッタは当選の万歳から始まる。(M16
これ曲名が”邪道の嘘つき”ってたまんないなあ。
曲調はジレッタ2の感じと新たな曲調が混じってる。
さて、山辺らしさが発揮され始めて、
総理の発言の裏で、”大金をばらまいたおかげで”とか言っちゃう。
国会答弁のシーンで”手元に資料がございません”とかもうシュールすぎ。
総理とsorryかけるのなんか上手で、いい。
ここで突然門前が
”ばれずにやるのが嘘の醍醐味、ばれても平気でいられるなら嘘つきとして邪道だよ”
って。あああタイトルってなるやつ。
門前はプロの嘘つきだから、こういうの許せないのかなとか考える。

こんなジレッタ見せてさぞ怒られるかと不安な3人(門前山辺チエ)
今度こそ刑務所行きかもとなりながら
3人で座って話すとこがかわいい…山辺ふざける…かわいい…
総理はジレッタの威力を思い知ったのか、公共放送を提案。

NDAを(日本ジレッタ協会)立ち上げて、いよいよ放送を行う日。
リエが門前の元にやってくる。(M17)
ほんとにリエとのシーンは心がぎゅっとなる。
ジュネーブへ発って、結婚するとお別れにきたリエ。
門前がリエの前でだけは弱くて、でもすごい強気に見せてる感じがつらい。
一人でなんでもやりとげてきた門前が、
有木社長や総理に取り入って、媚売って。
門前は利用したつもりでいたけど、利用されていた。
すっかり変わってしまった、リエの愛していた門前は死んだ。
”ありふれた男”
リエには俺が必要だ、お前には俺しかいない、と強気な門前。
さようならと部屋を出て行こうとするリエに
”今の俺は偽りさ” ”知ってるんだろう、本当の俺は…”と歌う部分、
天才門前の虚構で作り上げてきたところと、本当の俺とがゆらゆらする。
でも門前は”本当の俺”をリエに伝えることが出来ずに、リエはジュネーブへ…。
(門前はもう本当の俺がなんなのか分かってないのかな。)

リエに言われて、昔の門前らしさを取り戻し、
公共放送用に政府のつくった台本を破り捨てる門前。
山辺に自由な妄想をするように言い、
ジュネーブへ追いかけて逃げることを決意する。
ソファーと机を飛び越えるのかわいい…
”さながら死刑執行前の気分”
”死刑執行前の気分にもふたつあるでしょう。死刑する側とされる側と。”
片側の口角をあげて笑うのも復活。門前だ…。

公共放送のはじまりは、美人な小百合チエの歌から(M18)
”虚構の共犯者”は一曲目のリプライズ。
ほんとに美人なチエのドレス姿は綺麗すぎて見惚れる…
最初の2フレーズは台本通り、山辺も必死で覚えてたんだろな…
ここから、はじまる反乱のジレッタ。
花魁の衣装の中の門前が美しい。
これはほんとに横山さんの肌の白さと精悍な顔立ちとすらっとした立ち姿とが完璧としか。
”すべてまやかし すべては虚構”
アンビバレントは相反する感情とか、二律背反とかそんな意味らしいんだけど、
アンビバレントなニッポン社会”ってどういうことなんだろう。
本心と裏腹な行動をとる日本人を言っている感じなのかな。
ここはもう少し考えたい部分。
”さらせジレッタで本性を”
さて、どんどん過激に”むかつくやつは撲殺銃殺”
ここの耳に残るのがやばい。口ずさむわけにもいかないし。
”我慢しないで ジレッタの中では”のあとの
門前の”ふー”が楽しんでてとんでもなくかわいい。
めちゃくちゃでも言ってることは本当ですよって。




ちょっと待って長すぎる。
もう1記事にまたがります。